大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」のイベントが2日、東京駅で始まり、石川、富山、福井県の関係者が「今こそ北陸へ」と新幹線での旅を呼び掛けた。金沢芸妓(げいこ)があでやかな舞で通行人を魅了し、三県のゆるキャラが地元をアピールした。北陸三県とJR各社は12月末までのDC期間中、都内で集中的に催しを行って、新幹線の開業効果をさらに高める。
北陸DCは北陸三県と各県観光連盟、北陸経済連合会、JR西日本金沢支社が主体となり、全国の駅で北陸をアピールする。
2日は、東京駅でイベント「かがやきの北陸体験」のオープニングセレモニーが開かれ、にし茶屋街の芸妓衆が優雅な踊りを披露した。石川のマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」、富山の「きときと君」、福井の「湯巡権三(ゆめぐりごんぞう)」が駆け付け、通行人の目を引いた。