特設水上舞台で万葉集を朗唱する出演者たち=高岡古城公園

特設水上舞台で万葉集を朗唱する出演者たち=高岡古城公園

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4516首の朗唱始まる 高岡万葉まつり

北日本新聞(2015年10月3日)

 高岡の秋を彩る「高岡万葉まつり」が2日、高岡市で開幕し、万葉集全4516首を3昼夜かけて歌い上げる「万葉集全20巻朗唱の会」が国史跡に指定された高岡古城公園の特設水上舞台で始まった。4日まで県内外の2千人以上がリレー形式で歌い継ぐ。

 高岡は、万葉集の編者とされる大伴家持が越中国守として赴任し、多くの歌を詠んだ地。まつりは歴史都市・高岡の魅力を発信しようと実行委員会が毎年開いている。

 開会式で高橋市長が「家持卿から伝わる高岡の歴史と文化を世界に発信したい」とあいさつ。石井知事、橘慶一郎衆院議員、濱田厚史金沢市副市長が祝辞を述べ、関係者でテープカットした。可西舞踊研究所、かたかご幼稚園、地元コーラス団体などによるアトラクションもあった。

 中西進高志の国文学館長をはじめ、歌人の佐佐木幸綱さんと小島ゆかりさん、バイオリニストの佐藤陽子さんらがオープニングで朗唱。地元園児や市民グループが順番に歌を詠み上げた。夜になると水上や通路脇に灯火が配置され、幻想的な雰囲気が漂った。

 会期中は同公園をメーン会場に茶会や地場産品販売、山野草展など多彩なイベントを実施。金沢市や越前市など交流都市の観光PRコーナーも設ける。万葉衣裳(いしょう)のデザインコンテストや万葉集ゆかりの地を巡るツアーも行う。

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