南砺市商工会女性部城端支部のグループ「じょうはな花庵(はないおり)」(本多峰子代表)は25日の「なんと彩菜まつり」に合わせ、打ち掛けを着てお姫様気分を味わってもらう恒例の体験会「なりきり姫体験」を開く。会場となる同市城端の国登録有形文化財「じょうはな織館」で2日、メンバーが着付けリハーサルを行った。
「姫体験」は一昨年から4月の城端しだれ桜まつりと10月のなんと彩菜まつりに合わせて開いている人気のイベント。3着の打ち掛けから好きなものを選んで着付けをしてもらい、レトロな織館の廊下や階段などでカメラマンに撮影してもらう。天候が良ければ玄関先でも撮影できる。
リハーサルは、ことし大阪から移住した織館の新スタッフ、仁保文佳さん(29)がモデルを務め、「打ち掛けの華やかさに圧倒されて緊張するけどめったに味わえない気分。皆さんもぜひ体験してみて」と話した。
「姫体験」は25日午前10時~午後4時で参加費3千円(写真と抹茶セット付き)。定員20人。要予約で申し込み、問い合わせは市商工会城端支部、電話0763(62)2163(平日のみ)。