修復をほぼ終え、法要の準備が進められる善徳寺本堂=南砺市城端

修復をほぼ終え、法要の準備が進められる善徳寺本堂=南砺市城端

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大修理の善徳寺、本堂修復終え大法要 城端で7日から

北日本新聞(2015年10月6日)

 「平成の大修理」と呼ばれる大規模な保存修理・震災対策事業が進められている南砺市城端の城端別院善徳寺(梅原專從輪番)で本堂の修復がほぼ終わり、7日から11日まで5日間にわたって親鸞聖人750回御遠忌・教如(きょうにょ)上人400回忌法要が営まれる。5日は僧侶や職員らが本堂の清掃と準備に追われた。法要には真宗大谷派の門首、大谷暢顯(ちょうけん)・妙子夫妻も来訪する。

 50年に一度の宗祖の御遠忌法要に合わせた本堂修復は2012年9月に着工。屋根を瓦から本来の姿に近いこけら形銅板にふき替えたほか、柱の傾きや破損の補修、構造補強、白壁修復など工程の9割以上を終えた。後は法要後に行う建具取り付けや外構工事などを残すのみとなった。

 今回の法要は宗祖と共に本願寺十二代、教如の遺徳もしのぶ。教如は本願寺勢力と織田信長が戦った石山合戦の際に善徳寺六代住職、空勝にあつい信頼を置き、軍配を授けたと伝えられ、善徳寺とつながりが深いからだ。

 一連の法要行事は7日の午後から始まり、門首夫妻は9日に来県。10日午前10時から門首が法名を授ける帰敬(ききょう)式(おかみそり)がある。最終日の11日は正午に城端伝統芸能会館じょうはな座から稚児行列が出発。午後1時半から門首の読経で法要を営む。期間中、さまざまな催しもある。

 梅原輪番は「50年前の700回忌の頃とは世相も家族の在り方も変わったが南無阿弥陀仏の心をいただきたいという人の気持ちは変わらずにあると思う。多くの人にお参りに来てほしい」と話す。

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