生け花制作を進める花講メンバー

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生け花で仏前に彩り 城端・善徳寺で御遠忌法要

北日本新聞(2015年10月7日)

 南砺市城端の城端別院善徳寺(梅原專從輪番)で、7日から11日まで開かれる親鸞聖人750回御遠忌・教如(きょうにょ)上人400回忌法要に向け、門信徒の「花講」メンバーが6日、仏前を彩る生け花を制作した。松や菊を用いて趣向を凝らした力作が、参拝者を迎える。

 花講は、善徳寺の虫干法会(ほうえ)や報恩講などの行事の生け花を用意する。男性のみで構成しているのが特徴で、現メンバーは10人。池坊の流れをくむ技術を受け継ぐ。

 6日は寺務長の山川学さん(61)を含む全員が集まった。白、黄、赤(紫)色の大小の菊約1200本を用意。松の枝をつなぎ合わせて、曲線状の枝振りを再現した上で、菊の束を階段状に配置し、ウメモドキで彩りを添えた。二等辺三角形に近いバランスのとれた形に仕上げ、気品を漂わせる。

 本尊の阿弥陀如来立像の前に備える「五具足(ごぐそく)」と呼ばれるものが最も大きく、高さ約170センチに達する。

 活動歴十数年の片山義弘さん(72)=大窪(城端)=は「丹精込めた生け花で、参拝者の心を和ませることができればいい」と話していた。できるだけ、新鮮な花を見てもらおうと、法要期間中の9日ごろに入れ替える。

 法要には、真宗大谷派の大谷暢顯(ちょうけん)門首と妙子夫人も来訪する。

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