下高井郡山ノ内町の観光まちづくり会社「ＷＡＫＵＷＡＫＵやまのうち」は１０〜２４日の間の週末を中心に計６回、初の「湯けむりナイトフォトツアー」を同町志賀高原で開く。標高２千メートルを超える山頂で星空や麓の市街地の夜景を写真撮影し、夜の志賀高原の魅力を体感してもらう。

　１０、１１、１６、１７日は横手山（２３０７メートル）、２３、２４日は焼額山（２００９メートル）の山頂が会場。撮影会は午後９時から１時間。光学機器大手のオリンパス（東京）から提供を受けた、比較的明るい写真が撮れるデジタルカメラや三脚を無料で貸し出す。晴れた日は天の川など満天の星空を撮れる見込み。

　毎回、地元カメラマンが星や夜景の撮影方法を指導。温かい飲み物や軽食を提供する。地元の愛好家でつくる信州中野天文同好会のメンバーが秋の星空を解説。参加者は麓の長野電鉄湯田中駅などからシャトルバスに乗る。山頂の夜は冷え込むので防寒着が必要。

　各回定員３０人で、参加費４千円。１０、１７日は満員のため１１、１６、２３、２４日の参加者を募っている。同社は「写真を撮影してそれぞれの思い出に残してほしい」としている。問い合わせはＷＡＫＵＷＡＫＵやまのうち（電話０２６・２１９・１１７４）、申し込みは信州ツーリストサービス（電話０２６・２７４・５８３６）へ。