蜷川実花さんが手掛ける現美新幹線の外観イメージ。長岡花火をモチーフにしている(JR東日本提供)

蜷川実花さんが手掛ける現美新幹線の外観イメージ。長岡花火をモチーフにしている(JR東日本提供)

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蜷川実花さんデザイン JR東・観光列車「現美新幹線」 長岡花火車体に咲く 新潟-越後湯沢 来春デビュー

新潟日報(2015年10月7日)

 JR東日本は6日、車内で現代美術を鑑賞しながら旅を楽しめる上越新幹線の観光列車「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」の外観デザインを発表した。写真家で映画監督の蜷川実花さんが、長岡花火をモチーフにしたアートを濃紺の車体の側面に描いた。2016年春に新潟-越後湯沢間で運行開始する。

 現美新幹線は6両編成で定員は105人。臨時列車として、土日祝日を中心に年間120日程度の運行を予定する。車両ごとに別の芸術家が手掛ける現代アートを楽しむことができ、車内にはカフェも設ける。

 内装を担当する芸術家は松本尚さん(絵画)、小牟田悠介さん(平面アート)、古武家賢太郎さん(絵画)、石川直樹さん(写真)、荒神明香さん(立体アート)、ブライアン・アルフレッドさん(映像)の6人と、絵画や彫刻を手掛ける芸術ユニット「paramodel(パラモデル)」の1組。

 JR東広報部の担当者は「移動する現代アートの美術館という今までにない空間を楽しんでほしい」と話している。

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