全国各地の特色のある即席麺２００種類を味わうことができる「全国袋ラーメン博」が１０、１１の両日、南砺市の井波別院瑞泉寺山門前で開催される。６日夜は関係者が同市井波地域で試食会を開いた。

　同市井波地域中心部で１８日まで開催中の芸術イベント「まちなみアートｉｎいなみ２０１５」（北日本新聞社共催）の関連イベントとして、同地域の若手有志が「北陸袋麺協会」を結成して運営。「北海道ラーメン」や「喜多方ラーメン」のほか「熊本もっこすラーメン」「東京タワー麺」などの即席麺を用意。そのまま調理した「素ラーメン」は３００円、ネギやメンマなど具材を添えたものは４００円で提供する。２００円で持ち帰ることもできる。

　試食会は同市連代寺（井波）の協会員宅で開き、参加者が麺のゆで時間や味をチェック。会員の北村隆洋さん（４１）＝同市井波＝は「幅広い世代の人に楽しさを感じてもらいたい」と話している。

　袋ラーメン博は両日とも午前１０時～午後４時。数に限りがある。１１日午前１０時半と午後２時半には餅の振る舞いがある。瑞泉寺近くの旧聖徳幼稚園では両日、模型飛行機やミニ四駆の販売、製作体験が企画される。

　問い合わせは市観光協会井波支部、電話０７６３（８２）２５３９。