「新之助」を味わってもらおうと工夫されたメニュー。藻塩なども添えられている=新潟市中央区の新潟グランドホテル内

「新之助」を味わってもらおうと工夫されたメニュー。藻塩なども添えられている=新潟市中央区の新潟グランドホテル内

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新ブランド米「新之助」 一足お先にデビュー

新潟日報(2015年10月10日)

 コシヒカリに続く新潟県産ブランド米として新潟県が開発した晩生新品種「新之助」が2017年の一般デビューを前に13日から、レストラン「静香庵」の新潟市中央区と東京都内の計3店舗で提供される。
 
 新之助は、県が08年度から開発。コシヒカリと同等の食味があり、大粒でコクと甘味をバランスよく含むのが特徴だという。
 
 本年度からは県内15カ所の水田で試験栽培され、約50トンが生産される予定。静香庵は県から、先行的に消費者に提供する機会を作りたいと打診を受け、ランチで使うコメを新之助に切り替えることにした。
 
 3店舗は、新潟グランドホテル、新潟日報メディアシップ(以上新潟市中央区)、新潟館ネスパス(東京・表参道)内にある。コメを使ったランチメニュー全般が対象。
 
 1780円(税込み)のランチなどを提供する新潟グランドホテル内の店舗の駒沢弘美マネージャーは「新之助だけで食べてもおいしいし、どのおかずにも合う。満足してもらえる内容になっていると思う」と話している。
 
 新之助は新潟市中央区の「日本料理行形亭」と「料亭一〆」、さらに都内10店舗でも今月中旬から16年1月末までの期間限定で提供される。

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