今季の営業を終え、筋交いを入れ始める起さん(右)ら=12日、木曽町の山小屋「女人堂」

今季の営業を終え、筋交いを入れ始める起さん(右)ら=12日、木曽町の山小屋「女人堂」

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御嶽山山小屋、来季こそ回復を 「女人堂」今季の営業終了

信濃毎日新聞(2015年10月13日)

 昨年9月に噴火した御嶽山の黒沢口登山道8合目にある山小屋「女人堂」(木曽郡木曽町)は12日、今季の営業を終え、小屋を閉める準備を始めた。木曽町が入山規制を解除した7月1日に営業を始めるなど例年通りの日程で小屋を開けたが、客足は昨年の2割程度だった。それでも、9月19日に9合目の石室山荘まで入山規制が解除されてからは登山客が増えたといい、関係者は来季の営業に気持ちを切り替えている。

 8合目周辺の紅葉は既に終わり、9合目の石室山荘付近ではうっすらと雪も積もり始めたという。12日は客足が途絶えた午後2時半すぎころから、オーナーの起(おこし)信幸さん(39)らスタッフ4人が、畳を外したり、雪の重みに耐えられるように筋交いを入れたりする作業を始めた。雨戸を閉め、窓に板を打ち付けるなど数日かけて小屋を閉める。

 起さんは「登山道が予想以上に荒れていたことを考えれば、今季はよく営業ができたと思う。無事に終えることができそうで、ほっとしている」とし、「営業的には厳しかったが、今後、二ノ池や三ノ池まで行くルートが開けば、登山客も戻ってくる感触もつかめた」と話した。

 黒沢口登山道7合目の行場山荘は18日まで営業する。

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