松本市安曇の乗鞍高原一帯で、県内の食材などを使った菓子で地域をアピールするスイーツフェスタ２０１５秋が始まった。主催するのりくら観光協会の会員が１３日、高原内の店が販売する計９品を温泉施設「湯けむり館」に集めて試食した＝写真。１１月１５日まで。

　観光客に高原を周遊してもらおうと初めて開いた。そば店やペンション、カフェなど９店が県内産の栗やリンゴなど秋の味覚を取り入れたスイーツを１品ずつ、３００〜９５０円で販売。そば店「そば処合掌」はリンゴ入りのそばぜんざいを考案し、小豆とリンゴの甘みがマッチした味に仕上げた。観光センター内の「オアシス」はマロンワッフルを販売している。

　スタンプラリーも開催。期間中に３店を回って専用用紙で応募すると、宿泊などに使える３千円分の商品券が抽選で当たる。同協会の中原由紀子女性部長は「乗鞍高原の紅葉とスイーツを満喫して」と呼び掛けている。問い合わせはのりくら高原観光案内所（電話０２６３・９３・２１４７）へ。