冠雪した北アルプスの白と麓にある木々の緑の間に紅葉の帯が入る「三段紅葉」が白馬村で見頃を迎えている。北アの白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳)がよく見える同村北城の白馬大橋では15日、観光客らが盛んに写真を撮っていた。
村観光局によると、今季は12日朝に初めて北アの冠雪を確認した。三段紅葉は雪が解けなければ、例年10月末ごろまで楽しめるという。
毎年三段紅葉の時季に同村を訪れると言う茨城県の高橋良さん(75)は「何回見てもいい。この景色は長野県の宝ですね」と話し、カメラのシャッターを切っていた。