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松本―福岡、複便を継続 FDA会長、16年度以降も

信濃毎日新聞(2015年10月16日)

 県営松本空港(松本市)に就航しているフジドリームエアラインズ(FDA)の鈴木与平会長は15日、静岡市の本社で信濃毎日新聞の取材に応じ、3月29日から1日2往復に増便した松本―福岡線について、ダイヤが決まっていない来年度以降も複便運航を続ける意向を明らかにした。「育てないといけない路線」と強調、今後も需要を掘り起こしていくとした。

 同社が福岡線の複便維持の目安とする利用率(座席数に占める利用者の割合)は65%。複便化後の利用率は4月が46・9%、5月が65・4%と目安を上回ったが、6、7月は50%台で推移した。8月に65・1%に回復し、9月は67・0%に上昇した。4〜9月の利用者は計約3万3500人で、複便化により前年同時期に比べて1万1500人ほど増えた。

 利用状況について鈴木会長は、「そんなに悪くはない」と分析。冬季は県内を訪れるスキー客の利用も見込めるとし、「利用率が年度を通じて65%というのは、夢のような数字ではない」とした。

 一方、鈴木会長は、路線の知名度向上を課題に挙げ、長野、諏訪地域や甲府市などで需要を掘り起こすと説明。「認知度が上がれば、来年度くらいには7割を達成できるのではないか」と見通した。

 FDAは、地方都市間を結ぶ地域航空会社として総合物流会社の鈴与(静岡市)が2008年に設立。福岡線は、1日当たりの平均利用率が13年度、同社運航の全路線(当時12路線)で最も高かったことなどから複便化した。

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