26年ぶりに真っ赤に塗り直され、山あいで目を引く橋りょう=16日、大野市西勝原

26年ぶりに真っ赤に塗り直され、山あいで目を引く橋りょう=16日、大野市西勝原

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絶景の赤26年ぶり一新 大野・西勝原 JR越美北線鉄橋

福井新聞(2015年10月17日)

 山から山へ九頭竜川を渡る、JR越美北線の「第二九頭龍川橋りょう」(福井県大野市西勝原)。絶景の一部を成す橋が、26年ぶりに真っ赤に塗り直された。6月から続いた塗り替え作業は、16日に完了。色づき始めた山々を背に、目の覚めるような赤色がひときわ存在感を放っている。

 橋は柿ケ島―勝原駅間にあり、全長約130メートル、高さは約20メートル。前回1989年に施された赤色の塗装が劣化し、さびが目立ってきたため、塗り直すことになった。

 以前から、紅葉シーズンなどに国道158号沿いに車を止めて写真撮影する人が多かった。JR越前大野駅の笹島隆博駅長(58)は「越美北線では一番のスポット」と胸を張る。車両が橋を渡っている10秒余りの間がシャッターチャンスだ。

 14日に写真を撮りに石川県白山市から訪れた原田大介さん(37)は「これからの時季、紅葉と赤い橋の組み合わせが素晴らしいでしょうね」と笑顔で話していた。

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