県産食材を使った料理が並んだ研修会

県産食材を使った料理が並んだ研修会

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県産食材活用し戸倉上山田温泉に誘客を コンテストに向け研修会

信濃毎日新聞(2015年10月17日)

 千曲市の戸倉上山田温泉旅館組合連合会は15日、料理研修会を市内で開いた。2017年夏にJRなどと連携する誘客事業「デスティネーションキャンペーン」に合わせ、県や観光業者などでつくる信州キャンペーン実行委員会が開く県産食材を使った料理コンテストに向けて企画。各旅館の料理を見せ合って参考にすることで、出品に向けて料理の完成度を高める狙いだ。

 会場となった市総合観光会館には、同連合会に加盟する23旅館のうち11旅館が計17品を出品。信州サーモンのつくねや信州黄金シャモのつみれ鍋、コイにパン粉を付けて揚げた料理などがずらりと並び、各旅館の料理人や観光関係者、市の担当者らは料理をじっくり味わったり、写真を撮ったりしていた。

 同連合会の若林正樹会長(59)は「県内には信州牛や信州サーモン、コイなど食材が豊富。これだという料理ができれば観光客を引きつける魅力の一つになる」と期待していた。

 同実行委の料理コンテストは、県産食材を使ったオリジナル料理や郷土料理に手を加えた料理などが条件で、11月10日まで、宿泊事業の従事者から作品を募集している。問い合わせは県観光誘客課内の実行委事務局(電話026・235・7254)へ。

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