改札業務をこなす室堂こども駅長=室堂駅

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「室堂こども駅長」活躍 鉄道の日記念イベント

北日本新聞(2015年10月19日)

 鉄道の日記念イベント「星にいちばん近い駅・室堂こども駅長」が18日、立山黒部アルペンルートの室堂駅で行われた。2450メートルと標高が日本一高い駅で、県内外の小学生4人が駅長の仕事を体験し、乗客を笑顔で送り出した。

 立山黒部貫光(富山市桜町)が、14日の「鉄道の日」を記念して実施。応募者の中から抽選で選ばれた高岡市の島田音(おと)さん(横田小4年)、砺波市の遠藤悠真(ゆうま)君(砺波南部小3年)、金沢市の秋田茉穂(まほ)さん(大徳小3年)と藤田悠暉(ゆうき)君(伏見台小3年)の4人が室堂こども駅長を務めた。

 制服を身に着けた4人は、室堂駅の細野米男駅長から任命書を受け取り、トロリーバスの改札業務や発車合図を体験した。紅葉シーズンを迎え、駅は大勢の観光客が利用しており、4人は出発するバスに一生懸命、手を振って見送った。

 バスが到着すると、こども駅長は「ご乗車ありがとうございました」と声を掛け、記念グッズを配布。観光客は「かわいいね」「ご苦労さん」と目を細めていた。

 遠藤君は「緊張した。改札の仕事が特に難しかった」と話し、島田さんは「立山に来た時、駅長さんがかっこいいなと思った。お客さんと触れ合えて楽しかった」と笑顔を見せた。

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