大勢の見物客の中、披露された大名行列

大勢の見物客の中、披露された大名行列

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飯田の「大名行列」 96年ぶりに東京で披露

信濃毎日新聞(2015年10月26日)

 東京・銀座の県の情報発信拠点「銀座NAGANO」前で25日、飯田市で7年目に一度開かれる「飯田お練りまつり」の主要な出し物の一つ「大名行列」(飯田市無形文化財)が披露された。同市の本町三丁目大名行列保存会によると、都内の屋外での披露は1919(大正8)年の「東京奠都(てんと)50年祭」以来、96年ぶり。大勢の見物客に、来年3月25〜27日に飯田市街地であるまつりをアピールした。

 銀座NAGANOオープン1周年の大感謝祭の一環。行列は奴(やっこ)姿の役者が「化粧傘」や「先箱(さきばこ)」などの道具を持って、江戸時代の参勤交代を再現する。本来は腰元や子役らを含め、計約120人に及ぶが、スペースが限られるため、20〜60代の役者28人が掛け声を出して練り歩いた。「所望(しょもう)」と呼ばれる祝儀を受けた際の演技も行い、毛やりを投げ交わしたり草履を高く投げたりし、見ていた人から「おお」と歓声が上がった。

 この日、先頭で化粧傘を持った自営業宮下勝吉さん(53)は、祖父が50年祭に出たといい、「笑顔で拍手してもらった。天国の祖父に俺も東京でやれたよと報告したい」。役者で出演した兄を見に来た東京都足立区の主婦伊東みのりさん(63)は「かっこ良かった。練り歩く本番の姿も見たくなった」と話していた。

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