乗客代表らに花束が贈られた新潟-札幌(新千歳)線の増便記念セレモニー=25日、新潟市東区

乗客代表らに花束が贈られた新潟-札幌(新千歳)線の増便記念セレモニー=25日、新潟市東区

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新潟空港 空が結ぶ縁深めて 札幌線の増便祝う

新潟日報(2015年10月26日)

 新潟空港発着の新潟-札幌(新千歳)線が25日、1日3往復から4往復に増便され、新潟市東区の同空港で記念セレモニーが開かれた。関係者や乗客からは、観光やビジネスでの利用拡大に期待する声が上がった。

 札幌線は3月下旬まで1日5往復あったが、AIRDO(エア・ドゥ)と全日空の共同運航便2往復が廃止され、1日3往復(日本航空2往復、全日空1往復)となった。しかし減便の影響で1便当たりの搭乗率が伸びたことから、日航が1往復を増やした。

 増便されたのは、正午新潟発(午後1時15分札幌着)、午後1時45分札幌発(午後3時新潟着)の1往復。これまでは朝夕の便しかなかったため、昼に設定した。

 セレモニーで寺田吉道副知事は「朝昼晩とバランスの取れたダイヤになった。観光やビジネスにどんどん活用いただけると期待している」とあいさつした。

 増便の"始発"に妻と搭乗した新潟市西区の無職橋本正利さん(65)は「北海道は広いので、今後も機会があったら乗ってみたい。良い時間帯の便が増えた」と話していた。

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