村上市内の飲食店を巡り、酒と食事を楽しむ「越後むらかみバル街」が３０、３１の両日開かれる。居酒屋やすし店など２４店が参加する。３枚つづりのチケットを購入して店を訪れると、地酒や地元の食材を使った料理など各店が趣向を凝らしたメニューを楽しめる。

　あまり足を運んだことがない店に気軽に出かけてもらおうと村上商工会議所が初めて企画した。商工会議所の中村健さん（３５）は「若者を中心に家でお酒を飲む人が増えてきている。参加をきっかけに地元のお店を知ってもらいたい」と話す。

　チケットは各店１枚ずつ利用可能で、参加店ではサケ料理やピザなど自慢の一品と飲み物がセットで提供される。

　そば処桧木屋の大槻功子さん（７４）は「お客さんに喜んでもらえるようにメニューを考えた。新しいお客さんと出会えたらうれしい」と期待を寄せた。

　中村さんは「おいしいお酒や食材で楽しんでほしい」と呼び掛けている。

　前売りチケットは３枚つづりで２千円（当日は５００円増し）。商工会議所と参加各店で２９日まで購入できる。問い合わせは商工会議所、０２５４（５３）４２５７。