佐久市のJR佐久平駅近くにある市ミレニアムパークを45万個の発光ダイオード(LED)で彩る電飾イベント「SAKUBLOOM(サク・ブルーム)」の点灯式が1日、行われた。家族連れやカップルらが訪れ、闇に浮かぶ光の輝きを楽しんだ。
市や市観光協会などでつくる実行委員会が主催。柳田清二市長らが点灯ボタンを押すと、パーク内の電飾が一斉に点灯。会場を銀河に見立て、オーロラや星雲を模してピンクや青に光る装飾に来場客からは「すてき」などと感嘆の声がもれた。高橋優一実行委員長は、「今年は(タイアップして)ラッピング列車も走るので、JR小海線からの夜景も楽しんでほしい」と話していた。
友人と2人で見た歯科衛生士の田中美香さん(35)=佐久市中込=は「今年は星空が地上に降りてきたみたい」。ボランティアとして電飾の設置を手伝った岩村田高校2年の角田菜緒さん(16)は「こんなにきれいに光るなんて、感動した」と話した。
点灯期間は来年の1月11日まで。午後5時〜午後11時。イベントを開催する場合は点灯時刻を変更する。