展示された二番町の山車。安全祈願祭も行われた=高岡テクノドーム

展示された二番町の山車。安全祈願祭も行われた=高岡テクノドーム

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御車山 全国にアピール、半世紀ぶり町外展示 高岡

北日本新聞(2015年11月4日)

 6~8日に高岡テクノドームを主会場に開かれる「全国伝統的工芸品フェスタin富山」を前に、国重要有形・無形民俗文化財「高岡御車山(みくるまやま)祭」の二番町の山車(やま)が3日、テクノドームに搬入された。町外での展示は約50年ぶりで、フェスタ期間中、金工や漆工など伝統技術の粋を集めた山車を全国にアピールする。

 県伝統的工芸品月間推進協議会が、高岡の伝統工芸の象徴である御車山の魅力を伝えようと展示を企画。二番町によると、町外での展示は約50年前に富山市内で開かれたライオンズクラブの全国大会以来という。

 二番町の山車は、高岡御車山の7基で唯一の2輪車。車輪は直径205センチで、黒漆に梅鉢紋や菊の金具が映えている。最上部の鉾留(ほこどめ)は桐、本座は千枚分銅。高さ約9メートルで重さ約2・5トン。

 この日は町民約20人がレッカー車などで山車の部材を運び込み、3時間余りで設営した。二番町自治会長で、高岡御車山保存会理事の田井佳夫さん(68)は「高岡の誇りである御車山の素晴らしさを多くの人に感じてほしい」と話した。安全祈願祭もあり、高岡関野神社の酒井晶正禰宜(ねぎ)が神事を執り行った。

 同フェスタは北陸新幹線開業を記念し高岡市で開かれる。全国の伝統工芸の職人が工芸品を展示・販売する。サブ会場の国宝瑞龍寺では県内の優れた工芸品などが並ぶ。

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