福井のおいしい食品を集めた県の「ふくいのとっておきフードフェア２０１５」が３日、福井市の西武福井店で始まった。「お菓子」をテーマに県内各地の名店が出展し、限定品を含む多彩なスイーツを販売。大勢の人が品定めし、食欲の秋を楽しんだ。８日まで。

　県内の食品の販路拡大を目指し、２０１０年から開いてきた「逸品フェスタ」をリニューアル。県外に向けた福井の食の発信力を高めようと、観光客の土産品にもなる菓子をメーンに県内７２事業所が出展した。

　タルトや大福、プリンのほか、「ニュアージュ　リーブル」（坂井市）の特製モンブラン、「スローベリィ」（鯖江市）のマスクメロンを使ったスイーツなど限定販売品が並んだ。大野市内１５店舗の「でっち羊かん」を集めた食べ比べコーナーも人気を集めた。

　期間中は県菓子工業組合が、千円以上購入した先着１００人に、紅白まんじゅうを配る。若狭牛の弁当やサバずし、梅酒なども合わせて販売。７日は午前１１時からと午後２時から１階入り口で越前がに鍋を振る舞う。