深海では死骸を餌にしているダイオウグソクムシ=5日、上越市立水族博物館

深海では死骸を餌にしているダイオウグソクムシ=5日、上越市立水族博物館

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深海の人気者見参 ダイオウグソクムシ 初展示、15日まで 上越市立水族博物館

新潟日報(2015年11月6日)

 深海に生息し、ダンゴムシの仲間では最大の「ダイオウグソクムシ」が、上越市西本町4の市立水族博物館で初めて展示されている。体長は20センチ余り。水槽の底でじっとしていることが多いが、鋭い目つきで独特の存在感を放っている。
 
 水族博物館によると、ダイオウグソクムシはメキシコ湾や西太平洋周辺に生息し、最大50センチになる。国内の水族館で5年間何も食べずに生きたことで知られ、不思議な生態と独特の形が人気を呼んでいる。
 
 「横浜・八景島シーパラダイス」(横浜市)から1匹を借り受けた。水族博物館職員の村上真衣さんは「一見気持ち悪いが、触角や目がかっこよくて愛着が湧きます」と話した。
 
 展示は15日まで。同類で体長10~15センチのオオグソクムシも展示。オオグソクムシは土日に1日3回、手で触れる時間がある。問い合わせは市立水族博物館、025(543)2449。

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