花筐(はながたみ)もみじまつり(福井新聞社後援)が8日、越前市粟田部町の花筐(かきょう)公園で始まった。例年より1週間ほど早く色付き始めた赤や黄色のモミジが、来場者の目を楽しませている。22日まで。
約1500本のモミジがある紅葉の名所を多くの人に楽しんでもらおうと、花筐自治振興会が毎年開いている。20~50分で巡れる複数のコースがあり、散策を楽しめる。
この日は、同市南越中吹奏楽部や地元の「はながたみ子供太鼓」による演奏があり、開幕を盛り上げた。夜には花筐公民館近くの池周辺でライトアップも始まった。午後6時から同9時まで、期間中毎日行う。
また、期間中の週末には、スイーツの販売や振る舞い鍋なども企画されている。
富山県から撮影に訪れた田中裕之さん(47)は「初めて来たが本当にモミジが多い公園。一枚一枚の葉がきれいで、こんな場所はなかなかない」と夢中でシャッターを切っていた。
問い合わせは同自治振興会=電話0778(42)3710。