大皿にボタンの花のように盛り付けられたイノシシ肉=10日、福井県おおい町名田庄久坂の料理旅館「新佐」

大皿にボタンの花のように盛り付けられたイノシシ肉=10日、福井県おおい町名田庄久坂の料理旅館「新佐」

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脂乗るイノシシ肉で名物ぼたん鍋 料理旅館、自家製みそで煮込み

福井新聞(2015年11月11日)

 福井県内のイノシシのわな猟が1日に解禁され、おおい町名田庄地区の料理旅館などでは、名物の「ぼたん鍋」に使われるイノシシ肉の入荷が始まった。店では、猟師が持ち込むイノシシを選別して客に提供している。「今年も脂が乗った良い肉が入って来ている。ぼたん鍋を食べて体を温めてほしい」と話している。

 ぼたん鍋はイノシシ肉のほかに、野菜や根菜、キノコ類などを煮込む。薄切りにしたイノシシ肉を大皿に盛りつけた様子が、ボタンが花開いたように見えることから呼び名が付いた。

 2日に入荷が始まった同町名田庄久坂の料理旅館「新佐(しんざ)」では、10日までに嶺南地方の猟師が捕獲した約20頭のうち良質な4頭を仕入れた。イノシシは水分を抜くため、店の軒先につるされており、この時季ならではの光景が見られる。

 同店では自家製みそを煮込んで提供。経営者の栗原正夫さん(67)は「みそでコトコト煮込むと肉が軟らかくなっておいしくなる。みんなで鍋を囲んで食べてほしい」と話している。入荷は来年3月まで続く予定。

 同地区ではこのほか、名田庄納田終の町営ホテル「流星館」、名田庄三重の料理旅館「南川荘」、名田庄口坂本の料亭「門野亭」でも、イノシシが入荷次第ぼたん鍋を提供する。

 県内のイノシシの狩猟は、わな猟が来年3月15日まで、銃猟は15日から2月15日まで。

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