十二貫野産サツマイモの生産を受け継ぐ川田さん

十二貫野産サツマイモの生産を受け継ぐ川田さん

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名物サツマイモ食べて! 十二貫野台地産を「くろべ食堂」で販売

北日本新聞(2015年11月11日)

 十二貫野台地のサツマイモ農家が減少する中、黒部市本野の川田良祐さん(41)は名物の生産を受け継いでいる。十二貫野台地の特徴である赤土での栽培は珍しく、甘みやうま味が凝縮。14日に同市三日市地区で開かれる食のイベント「くろべ食堂」では、焼き芋にして販売し、おいしさをPRする。

 サツマイモは砂のような土で栽培すると、地中で自由に成長できるため、形がよく大きくなりやすい。しかし、十二貫野台地の赤土では、土に締め付けられるような状態になる。川田さんは「形は決していいとは言えないが、その分、おいしさが実の中に詰まっている」と説明する。

 川田さんがサツマイモを作り始めた12年前には、生産農家約10軒でつくる「十二貫野さつまいも組合」があったが、農家の高齢化で組合は消滅。現在は2軒だけになった。

 川田さんは約10アールの畑で年間2トンほどを生産。スーパーや学校給食用に出荷しているほか、今秋はくろべ牧場まきばの風で焼き芋を販売するなどPRに努めている。「十二貫野産というと年配の人は買うが、若い世代は地名さえ知らない人がいる」と嘆く。

 14日のくろべ食堂には、市のブランド豚「名水ポーク」を使ったグルメや地元産の野菜、魚などが並ぶ。サツマイモを味わってもらう絶好の機会になる。川田さんは「地元のイベントのほか、県外でもPRする機会を見つけ、もっと十二貫野産を知ってもらいたい」と意気込んでいた。

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