神楽坂での庵唄披露に向け、練習に励む宝槌会=南砺市城端

神楽坂での庵唄披露に向け、練習に励む宝槌会=南砺市城端

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東京・神楽坂で城端の庵唄披露へ 14・15日出演

北日本新聞(2015年11月12日)

 南砺市の城端曳山(ひきやま)祭の山町の一つ、東下町の若連中「宝槌(ほうてつ)会」が14、15の両日、東京・神楽坂で開かれる伝統芸能発信イベント「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」に出演し、伝統の庵(いおり)唄を披露する。城端は江戸情緒を残す神楽坂と「伝統芸能が生きるまち」として交流し、出演は好評を得た昨年に続き2回目となる。

 曳山と共に巡行する庵屋台で唄われる庵唄は江戸端唄の流れをくむ。江戸時代に絹織物で栄えた城端町人が独自の文化として開花させ、山町6カ町が継承している。

 「大江戸めぐり」は、2020年東京五輪の日本文化発信事業で中心的な役割を担うイベントにしようと、東京都歴史文化財団が2年前から始めた。昨年、ゲスト参加した宝槌会は来場客や住民から「町の雰囲気にぴったり」と人気を集め、ことしからの"レギュラー参加"が決まった。

 宝槌会はことし、OBを含めた15人で参加し、14日夜と15日昼に風情ある路地を紋付きはかま姿で練り、唄と三味線、篠笛(しのぶえ)などで粋な音色を響かせる。演目は「夏は蛍」「雪巴(ゆきとも)」の2曲で先月から城端中心部の古い町家「じょうはな庵」で稽古を積んでいる。

 山下貴大(たかひろ)会長(28)は「外国人観光客も多い神楽坂で城端の粋を国内外に発信し、城端に来てみたいという人を1人でも増やすようアピールしてきたい」と意気込む。

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