福井県 北陸新幹線

「敦賀以西」検討委メンバー固まる 北陸新幹線、会合再開へ

福井新聞(2015年11月15日)

 北陸新幹線の敦賀以西ルートを議論する与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の検討委員会メンバーが、14日までに固まったことが分かった。北陸3県、京都、大阪、滋賀の沿線議員と公明党議員で構成。11月中の会合再開へ、準備は整った。

 10月の内閣改造で、復興相の高木毅衆院議員(福井県)や財務副大臣の岡田直樹参院議員(石川県)ら10人中5人が外れるため、調整していた。

 自民党関係者によると、委員長を務める京都府の西田昌司参院議員、事務局長で福井県の滝波宏文参院議員、富山県の橘慶一郎衆院議員は留任。石川県は佐々木紀衆院議員、大阪府は中山泰秀衆院議員、滋賀県は上野賢一郎衆院議員が入る。公明党は3人のうち1人が交代。メンバーは1人減り9人になる。

 PT座長の稲田朋美・自民党政調会長は、福井新聞社の取材に対し「11月中に検討委を再開させたい」との考えを示しており、沿線議員による議論が加速するとみられる。

 敦賀以西ルートをめぐっては、福井県を含め整備新幹線関係18都道府県の期成同盟会が13日、2016年中にルートを決め、大阪までのフル規格による全線開通を実現するよう国や与党に求めている。

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