射水市新湊地域の若者を中心につくる「射水市世界一挑戦塾」は14日、同市の新湊大橋の遊歩道・あいの風プロムナードにますずしを並べ、「世界一長いすしの列」でギネス世界記録を達成した。
昨年10月に設立した挑戦塾は、地元を盛り上げ、PRするため世界一の称号を目指し続けることを趣旨に掲げる。
この日は朝から、挑戦塾のメンバーら約100人が長さ約8~9センチのますずしをプロムナードに置いた机に並べた。新湊漁協海老江連絡所では、地元住民ら約300人がすし作りに協力。昼すぎに5347個を並べ終え、437・2メートルの記録が認定された。
新湊きっときと市場で開かれた報告会で、ギネス世界記録公式認定員から加治宏規塾長(29)に認定証が贈られた。同団体は「4(しん)3(み)7(な)・10(と)メートル」を目指していたが、ますずしが1個多かった。加治塾長は「プラス1個は前向きさの表れ。参加者に感謝し、来年も何かに挑戦したい」と笑顔を見せた。北日本新聞社後援。