南砺市福野地域特産のサトイモをPRする「福野のごっつぉ里いもまつり」が23日、福野体育館で開かれ、アリーナを埋めた大勢の来場者が旬の味覚を楽しんだ。
手作りのユズみそとごまみそをかけた田楽1本ずつと地元野菜入りサトイモ汁のセット約3500食分を用意し、来場者が長い列を作って買い求めた。館内の各テーブルでは家族連れらが粘り気の強い熱々のサトイモを味わい、笑みをこぼしていた。このほかにもコロッケやおはぎなどサトイモ尽くしの多彩な料理がそろい、人気を集めた。
南砺の特産品販売コーナーもにぎわい、南砺福野高校の生徒は実習で育てた野菜や花鉢などを並べた。ステージではスティールドラムの演奏やダンスなどが披露された。
里いもまつりは市商工会福野支部や婦人会などでつくる実行委員会(委員長・栗山雅明同支部長)が毎年開き、30回目。節目を記念し、なんと共通商品券や特産品が当たる抽選会も企画された。