ミズナラで作ったマグカップを手にする平松さん

ミズナラで作ったマグカップを手にする平松さん

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倒れたミズナラでマグカップ 御嶽山麓の町村団体が協力

信濃毎日新聞(2015年11月25日)

 木曽郡王滝村の王滝観光総合事務所は、数年前の台風で倒れた御嶽山麓のミズナラを使ったマグカップの販売を始めた。加工は同郡木曽町の社会福祉施設「みやまの家」が担当。昨年、御嶽山の噴火災害で観光面に影響が残る両町村の団体が手を組み、活気を取り戻そうという気持ちを込めている。

 マグカップは半径7センチ、持つ部分を含めた長さ13センチ、高さ6センチ。樹齢150年ほどの巨木を使った。村の地域おこし協力隊員の平松由里子さん(42)が発案し、フィンランドに伝わるマグカップ「ククサ」の形をまねた。贈られた人が幸せになるとの言い伝えがあるという。

 王滝村では、1984(昭和59)年の県西部地震の後、崩壊地にドングリから育てたミズナラを植えてきた。村民の中に「ナラで作ったカップでコーヒーを飲んだら面白いのでは」といった声があり、ヒノキ製のマグカップを作っているみやまの家に加工を依頼した。

 平松さんは「フィンランドと言えばサンタクロースの国。クリスマスのプレゼントにもなります」と話している。1個2200円。問い合わせは王滝観光総合事務所(電話0264・48・2257)へ。

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