ていざなすのジャムを手にする板倉さん親子

ていざなすのジャムを手にする板倉さん親子

長野県 伊那路 特産

伝統野菜「ていざなす」ジャムに 天龍で12月1日発売

信濃毎日新聞(2015年11月26日)

 天龍村の農家7人でつくる「楓(かえで)の会」が12月1日、村の伝統野菜の「ていざなす」を使ったジャムを発売する。会は2月、遊休農地活用や、規格外で市場に出せない野菜を加工品にして販売することを目的に、種苗農家の板倉美子(よしこ)さん(65)と貴樹(たかき)さん(39)親子が中心となって立ち上げた。加工品の販路確保で、高齢になっても農業を続けられるようにするのが狙いだ。

 年々増えていく遊休農地に歯止めをかけようと、貴樹さんが同村長島の空き家を改修して加工場を造った。2月に会を発足後、栽培に比較的手のかからないムラサキイモ、ひょうたん形をしたバターナッツカボチャ、トマトの3種類のジャムを作って販売を始めた。これまでに約800本のジャムを製造。美子さんは「農地が空いたり、農作業が大変になってきたりした高齢の人にも作ってもらえたらいい」と話す。

 貴樹さんは「村ていざなす生産者組合」で種苗の管理を担うが、表面に傷が付くなどで市場に出せない規格外品が課題だったという。特有の甘さがスイーツに向いているとの評判もあり、ジャムにすることにした。ひすい色がきれいに出るようにし、村産のユズで香りを付けた。貴樹さんは「ナスと思えないおいしさ。かんきつ類との相性が良い」と一押しする。

 1瓶140グラムで、550円(税込み)。村観光施設「龍泉閣」、村営温泉施設「おきよめの湯」で販売する。問い合わせは板倉美子さん(電話090・4464・1187)へ。

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