梓川SAの「野麦峠〜すんきとうじ蕎麦〜」(写真左)。姨捨SAの「姨捨のTSUKI」

梓川SAの「野麦峠〜すんきとうじ蕎麦〜」(写真左)。姨捨SAの「姨捨のTSUKI」

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SA・PAメニューコンテスト 長野道の2品が全国の舞台へ

信濃毎日新聞(2015年11月27日)

 安曇野市の長野道上り線梓川サービスエリア(SA)レストランの「野麦峠〜すんきとうじ蕎麦(そば)〜」と、千曲市の同下り線姨捨SAの洋食セット「姨捨のTSUKI(月)」が、来年開く高速道路会社主催の「SA・PAメニューコンテスト全国大会」に出場する。ともにキノコや地鶏など地元食材をふんだんに使い、提供中。両SAを運営するアルピコ交通(松本市)は「県内外の人に食べに来てほしい」と期待している。

 とうじ蕎麦は、松本市奈川地区の名物料理をアレンジ。野菜のほか、5種類の県内産キノコ、ブランド鶏「信州黄金シャモ」のつみれを鍋に入れた。そばを食べた後、鍋にご飯を入れて雑炊にもなるボリューム満点の一品だ。

 木曽地方特産のすんき漬けも使っており、料理長の高主(たかぬし)泰行さん(58)は「木曽の特産品を知ってもらい、災害復興にも貢献できればいい」と話した。

 棚田に映る月をイメージした姨捨のTSUKIは全6品。前菜のテリーヌには信州サーモンと長野市松代産のナガイモ、野沢菜を使う。肉料理は上田市の地鶏「真田丸」の手羽肉ソテー、パスタのクリームソースの隠し味に信州みそを活用する。

 料理長宮沢千秋さん(64)は「見た目も信州らしさにこだわった。自宅でも作りたいと思ってくれればうれしい」と話す。

 コンテストは高速道路会社の創立10周年を記念して初開催。開催日時は未定で、味や盛り付け、地元食材へのこだわりなどを競う。とうじ蕎麦は1620円、姨捨のTSUKIは1500円。

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