松下理事長(右)の指導で練習に励む団員たち=富山市民芸術創造センター

松下理事長(右)の指導で練習に励む団員たち=富山市民芸術創造センター

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年の瀬の「第九」公演へ心一つ 富山で来月20日

北日本新聞(2015年11月27日)

■370人 心一つに練習

 富山の年の瀬を締めくくるコンサート「第九交響曲 歓喜の夕べ2015」が12月20日、富山市のオーバード・ホールで行われる。県内の合唱愛好者約370人でつくる大合唱団が、心を一つにベートーベンの「歓喜の歌」を歌い上げる。出演者たちは本番に向け、練習に励んでいる。

 歓喜の夕べは1960年に始まった。ことしで51回を数え、全国有数の歴史を誇る。「第九」として親しまれる「交響曲第9番(合唱付)」は、ベートーベンが完成させた最後の交響曲。第4楽章では荘厳な管弦楽の音色に乗せて、シラーの詩「歓喜に寄す」を歌う。

 昨年に続き、国内外のオーケストラを指揮する現田茂夫がタクトを振り、立山町出身の金山茂人が最高顧問を務める東京交響楽団が演奏する。富山市出身の平井香織(ソプラノ)、兵庫県出身の富岡明子(アルト)、埼玉県出身の村上公太(テノール)、高岡市出身の森雅史(バス)のソリスト4人が歌声を響かせる。

 合唱団は県合唱連盟の加盟グループのメンバーと、公募に応じた愛好者でつくり、10月11日に結団式を行った。出演者は週2回、富山市呉羽町の市民芸術創造センターに集まり、県合唱連盟の松下正樹理事長、松浦典子副理事長、宮丸勝演奏部長から指導を受けている。12月6日には国内外で活躍する指揮者、米崎栄和(埼玉)を講師に迎える。

 11月22日に行われたレッスンには、高校生からベテランまでが参加した。松下理事長からドイツ語の発音、発声のポイント、強弱の付け方などを教わった。

 富山高校コーラス部の升谷健太君(2年)は「昨年初めて出演して、とても楽しかった。幅広い年代の皆さんと一生懸命に歌いたい」と言う。

 14年連続して参加している富山市清水町の会社員、山本慎也さん(56)は「1年の集大成となるステージ。作曲したベートーベンの思いに、少しでも近づけるように頑張る」と意気込む。

 松下理事長は「第九は難曲で、練習に終わりはない。各パートが力を合わせて、美しいハーモニーを届けたい」と話した。

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