4商工会議所が作った箸袋。片面は共通で塩の道を紹介し、もう片面は4市でデザインが異なる

4商工会議所が作った箸袋。片面は共通で塩の道を紹介し、もう片面は4市でデザインが異なる

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「塩の道」箸袋でPR 糸魚川、長野の4商議所 4市の特色もデザイン

新潟日報(2015年11月27日)

 糸魚川市の糸魚川商工会議所と長野県の大町、松本、塩尻の4商工会議所でつくる「塩の道経済懇談会」は、糸魚川市から長野へ通じる塩の道をPRする共通の箸袋を作製した。地域内の飲食店に配布する。糸魚川商議所は「観光を切り口にした連携は初めて。多くの人が集まる会合などでも使いたい」としている。

 同懇談会では4月、広域観光連携プロジェクトを立ち上げ、塩の道を全国的に売り出す取り組みを始めた。箸袋はPR活動の一環として、塩尻商議所が塩尻市内で配布している市特産のワインなどをデザインしたオリジナルの箸袋を参考にした。

 箸袋は片面を共通とし、上杉謙信が敵の武田信玄に塩を送ったという逸話の舞台が塩の道であることをPR。4市のマスコットキャラクターを添えた。もう片面は4市独自のデザインで、糸魚川市は方言の「おみちよう」(道中お気をつけて)を紹介し、観光情報が見られるQRコードを載せた。

 糸魚川商議所は3万枚を作製し、希望する飲食店に配布している。同商議所は「それぞれの箸袋を使い合うアイデアも出ている。北陸新幹線開業を生かし、塩の道を誘客につなげたい」と話している。

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