息を合わせて熱した鉄の輪を車輪木地に取り付けるメンバーら=黒田鉄工所

息を合わせて熱した鉄の輪を車輪木地に取り付けるメンバーら=黒田鉄工所

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高岡・平成の御車山に焼きばめ 後輪に鉄輪付ける

北日本新聞(2015年11月30日)

 高岡市が制作を進める「平成の御車山(みくるまやま)」の車輪に鉄輪をはめる「焼きばめ」が29日、同市伏木古府の黒田鉄工所(黒田義弘代表)で行われた。高岡地域文化財等修理協会(大澤光民会長)のメンバーや伏木地区の若手ら約20人が、息を合わせて真っ赤に熱した鉄の輪を車輪に取り付けた。

 平成の御車山は、高岡の伝統のものづくり技術を結集して作る山車(やま)。市が民間の寄付や県の補助を受け、約3億円かけて制作している。

 この日は、昨年の前輪2輪に続き、後輪2輪に鉄輪をはめた。メンバーらは直径約1・6メートルの車輪木地に、約800度に熱して膨張させた鉄輪をはめ、水で一気に冷やして結合させた。火の粉や水蒸気が上がる中、声を掛け合いながら作業を進めた。

 大澤会長は「皆さんが心一つに取り組み、車輪に心が移っていく工程を見られて良かった。情報交換を密に行っているおかげで関係者の気持ちがまとまり、山車の制作は順調に進んでいる」と話した。

 車輪は漆塗りや飾り金具の取り付けを経て年度内に完成させ、高岡御車山会館(同市守山町)で展示する。山車全体の完成は2017年度末。

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