5日のオープンに向けて準備が進む富士見パノラマリゾートの山頂駅周辺

5日のオープンに向けて準備が進む富士見パノラマリゾートの山頂駅周辺

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諏訪地方7スキー場準備本格化 5日から営業予定も

信濃毎日新聞(2015年12月2日)

 諏訪地方の7スキー場が今冬の営業に向け準備を本格化させている。暖冬の影響が懸念されたが、11月28日から諏訪地方は平年並みの冷え込みとなり、人工降雪機も稼働。スキー場関係者はほっとした様子だ。1日には富士見町の富士見パノラマリゾートで町関係者ら約50人が出席し、安全祈願をした。

 同リゾートは今季、5日から営業する予定。人工降雪機の稼働は昨季より遅れたが、少なくとも初日から400メートルコースは利用可能という。今週の天気を見て600メートルコースも使用できるか判断するといい、事業部長の和田諭さん(61)は「冷え込みに期待したい」と話す。

 茅野市の車山高原スキー場も5日に営業開始を予定しており、ゲレンデの一部のみ滑走可能でスタートを切る見通しだ。

 同市のピラタス蓼科スノーリゾートと白樺湖ロイヤルヒルスキー場は12日にオープンを計画。白樺湖ロイヤルヒルの担当者、上原剛さん(50)は「まだ2週間近くあるが、よほど条件が悪くならなければ予定通りに営業できるのではないか」と予想している。

 同市の蓼科東急スキー場と富士見町の富士見高原スキー場は19日に営業開始の予定。諏訪市の霧ケ峰スキー場は23日を目指しており、スキー場の索道技術管理者の渡部弘文さん(58)は「雪づくりはこれから。10日を過ぎれば予定通りに進められるか見えてくる」と話している。

 長野地方気象台によると、1日朝の諏訪の最低気温は氷点下0・3度で平年並み。今週は平年と同等かやや高めで推移しそうという。

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