稲塚係長(左)の解説に耳を傾け、現代美術の巨匠の作品に見入る来場者=県立近代美術館

稲塚係長(左)の解説に耳を傾け、現代美術の巨匠の作品に見入る来場者=県立近代美術館

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辻井喬・瀧口修造と20世紀美術展開幕 県立近代美術館

北日本新聞(2015年12月2日)

 日本を代表する2人の詩人が注目した美術作品を集めた企画展「時代の共鳴者 辻井(つじい)喬(たかし)・瀧口修造(たきぐちしゅうぞう)と20世紀美術-セゾン現代美術館コレクションから-」が1日、県立近代美術館で開幕した。現代美術史を形づくってきた巨匠たちの作品をそろえ、モダンアートの魅力を伝えている。来年1月17日まで。

 北陸新幹線の開業記念。沿線にある長野県軽井沢町のセゾン現代美術館と、県立近代美術館が収蔵するパウル・クレーや、ジャスパー・ジョーンズさん、荒川修作さんらの142点を並べる。詩情豊かな絵画から、棺おけを題材にした前衛的な立体作品まで、多彩な作品を展示した。

 初日は、稲塚展子学芸課係長が解説。セゾン現代美術館は故辻井喬さん、県立近代美術館は瀧口修造という詩人が創設に深く関わったことを説明し、「2人は新しい表現を追求する美術家を惜しみなく支援し、日本の現代美術の潮流をつくった」と述べた。

 開会式では、村椿県生活環境文化部長があいさつ。難波英夫セゾン現代美術館長は、辻井さんのネクタイを締めていることを明かし「瀧口さんを尊敬していた辻井も今回の企画展を喜んでいる」と話した。斉藤北日本新聞社常務、本吉和人北日本放送事業局長、雪山行二県立近代美術館長が加わり、テープカットした。

 県立近代美術館、セゾン現代美術館、北日本新聞社、北日本放送主催。

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