竹灯籠の揺れる火が、訪れた人を魅了した「安曇野神竹灯」=4日午後6時23分、安曇野市穂高の穂高神社

竹灯籠の揺れる火が、訪れた人を魅了した「安曇野神竹灯」=4日午後6時23分、安曇野市穂高の穂高神社

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竹灯籠8000本、温かな光 安曇野の穂高神社

信濃毎日新聞(2015年12月5日)

 斜めに切った竹筒に、ろうそくを入れてともす行事「安曇野神竹灯(かみあかり)」が4日夜、長野県安曇野市穂高の穂高神社で始まった。境内に竹灯籠約8000本が並び、森の中の暗闇に温かな光が揺らいだ。

 冬の安曇野に人を呼び込もうと、市内の9宿泊施設でつくる団体が始めて5年目。竹筒は大分県竹田市で開く同様の催しの後に譲り受けている。昨年より2000本増やし、光に厚みが出たという。今年は初めて都内からのツアーのバスが午後4時の点灯に合わせて訪れ、観光客も一緒に火を付けた。

 訪れた人はしゃがんで明かりを見つめたり、写真に収めたりしていた。

 6日まで毎日午後4時から8時ごろまで点灯する。雨や雪の日は中止。問い合わせは市観光情報センター(電話0263・82・9363)へ。

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