「とがりふれあい動物園」で飼育するウサギを抱える運営会社スタッフ

「とがりふれあい動物園」で飼育するウサギを抱える運営会社スタッフ

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スキー場内に「動物園」 飯山・戸狩温泉、ハリネズミなど7種

信濃毎日新聞(2015年12月8日)

 飯山市の戸狩温泉スキー場の運営会社が15日、スキー場内に「とがりふれあい動物園」を開設する。同社はスキー場としては珍しい試みとし、訪れる楽しみを広げたいとPR。通年営業し、夏季の誘客にもつなげたい考えだ。

 「動物園」はペガサスゲレンデ入り口近くに平屋の建物を新築し、広さは約40平方メートル。ウサギやハムスター、ハリネズミなど7種、計約30匹の動物を屋内で飼育している。1日に2回、動物を籠から木箱に移し、入場者が直接触ることができる「ふれあいタイム」を設ける。

 15日には近くの園児を招き、動物に名前を付けてもらう。運営会社の村松敏人社長(66)は、「スキー場の近くには温泉もある。家族3世代で楽しめるスキー場にしていきたい」と話している。

 春から秋のグリーンシーズンには飼育体験会や観察会などを開く予定。ゲレンデで行ってきたワラビ狩りなどとともに、冬季以外も楽しめるスキー場だと発信していく。

 営業は午前10時〜午後4時。ふれあいタイムは午前10時半、午後1時半からそれぞれ1時間半。入場料は中学生以上500円、3歳〜小学生は300円。

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