初冬の日差しを浴びて青空に映える「冬至梅」=天龍村神原

初冬の日差しを浴びて青空に映える「冬至梅」=天龍村神原

長野県 伊那路 花・紅葉

日差し浴びる「冬至梅」 天龍で次々と開花

信濃毎日新聞(2015年12月9日)

 天龍村神原で「冬至梅」と呼ばれる早咲きの梅が次々とほころんでいる。青空が広がった8日は、枝先に咲く白いかれんな花が初冬の日差しを浴びて輝いていた。

 冬至梅は天竜川を望む国道418号沿いの日当たりの良い斜面に5本植わる。同村平岡中井侍の羽田野七郎平さん(86)が、同村を中心に毎年2月に開かれる「天龍梅花駅伝」に出場する選手を美しい花で応援しようと25年ほど前に植え、剪定(せんてい)や草刈りなどの手入れを続けている。

 今年は例年より10日ほど早い先月下旬に開花が始まったという。「今年もきれいな花が咲いてくれた。冬に入ったばかりだけれど、一足早い春を楽しんでほしい」

 冬至梅は例年だと冬至前後に満開になり、来年2月末まで楽しめるという。

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