沼垂ビール製造に向け準備が進むブルワリー=新潟市中央区沼垂東1

沼垂ビール製造に向け準備が進むブルワリー=新潟市中央区沼垂東1

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沼垂ビール 名実とも地元産に 待望の醸造所26日開業

新潟日報(2015年12月9日)

 新潟市中央区の沼垂地区で人気を集めているクラフトビール「沼垂ビール」のブルワリー(醸造所)が今月末、沼垂東1で開業する。これまでは東京の工場で製造していたが、名実とも沼垂産のビールに生まれ変わり、その場で飲めるスペースも設ける。地元みそや日本酒など発酵・醸造業者が立ち並ぶ沼垂の名産品にし、人が集まる場所を目指す。

 ブルワリーは、沼垂地区出身の中小企業診断士高野善松さん(60)=東京都=が2月に立ち上げた「沼垂ビール株式会社」が造る。ふるさとの活性化を図ろうと、クラフトビールに着目し、東京の醸造業者から造り方を学んだ。現在は業者の工場で高野さんが造り、新潟に送っている。

 現在は沼垂地区の飲食店2店で飲むことができる。「フルーティでこくがある」と、ビールを提供するバーの店主高瀬雅之さん(63)は太鼓判を押す。県外客にも好評だという。

 ブルワリーはコメ販売店だった建物を改築し、ビールを飲める場所も設ける。「ブルワリーだけでなく、ビールを飲める場所を沼垂に作りたかった。沼垂に来なければ飲むことができないビールとして、名産にしたい」と高野さんは意気込む。

 8月から毎週末帰省し、建物の改修や醸造の設備作りを進めている。平日は、沼垂に事務所を構えるNPO法人「にいがた若者自立支援ネットワーク・伴走舎」を利用する若者が作業を手伝う。ニートや引きこもりなどの状態から社会参加を目指している若者で、醸造所の開所後もビール造りなどに携わる予定だ。

 伴走舎の青木洋之事務局長(38)は「地域活性化の起爆剤になる取り組みを担うことは、誇りや自信につながると思う」と話している。醸造所は26日に開業し、来年1月7日から木~土曜にビールを提供する。12日には中央区の西堀ローサで午後3時から試飲会を開く。

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