試験点灯した竹灯り=8日夜、福井県あわら市のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅前広場

試験点灯した竹灯り=8日夜、福井県あわら市のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅前広場

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竹灯り1300本が温泉街を彩る あわら開湯130年祭

福井新聞(2015年12月10日)

 あわら温泉開湯130周年祭のフィナーレを飾る「あわら灯源郷」が12、13の両日、福井県あわら市のえちぜん鉄道あわら湯のまち駅前広場で開かれる。故水上勉さんの小説「越前竹人形」の舞台となった芦原温泉が、竹筒に穴を開けた「竹灯(あか)り」1300本で彩られる。

 竹灯りには市内外から切り出したモウソウダケを使用。長さ約20~150センチの竹筒にし、明かり取り用に大小の穴を開けた。小説「越前竹人形」で、温泉街の遊女と竹細工師の悲恋が芦原温泉などを舞台に繰り広げられたことから、周年祭の最後を竹で飾ろうと実行委が企画。市民らにも参加を呼び掛け7月から制作してきた。12月からは連夜スタッフが作業。8日夜には約10人が参加し約30本を試験点灯させた。

 12、13日とも午後4時に竹筒内のろうそくに着火し、同8時まで点灯させる。明かり取りの穴から漏れる光が辺りを幻想的に包むほか、体を温める豚汁やおしるこ、甘酒なども販売する。また10年後の自分や家族にメッセージを宛てるコーナーを設ける。

 実行委は当日点灯するボランティアを募っている。協力者には各日先着130人にミニ竹灯りを贈る。午後3時半に同広場に集合する。雨天時は隣接する施設などに並べて開催する。

 芦原温泉は1883年、現在の同市堀江十楽の水田から湧き出たのが始まり。周年祭は芦原温泉旅館協同組合や観光協会、商工会などでつくる実行委員会が、今年8月から130周年にちなみ130日間の日程で開催してきた。

 イベントやボランティアの問い合わせは実行委事務局(市観光協会内)=電話0776(78)6767。

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