宮田村特産ワイン「紫輝(しき)」を味わう「ワインまつり」が12日、村体育センターで開かれる。ヤマブドウと赤ワイン用ブドウを交配した「ヤマソービニオン」で今年仕込んだ新酒を初披露。同日から村内外の酒販店で販売も始まる。
村内の蒸留所で720ミリリットル瓶(1本1952円)1万2千本分を製造した。まつりは、村や農業・商工団体などでつくる村中央アルプス「山ぶどうの里」づくり推進会議が主催し16回目。紫輝248本が飲み放題で、南信州ビール(駒ケ根市)の地ビール約40リットル、村内産ヤマブドウのジュース約36リットルも無料提供する。
正午〜午後2時。参加費千円(酒を飲まない人は無料)で、グラスを持参する。会場でも「紫輝」の文字が入った特製グラス(500円)を限定300個販売する。出店や抽選会、ピアニスト中村弥生さんのライブもある。
村などは忘新年会シーズンの12〜1月を「ワインで乾杯宣言月間」としており、村内の協力店は紫輝1本を一律2800円で提供する。問い合わせは村産業振興推進室(電話0265・85・5864)へ。