工事完了後の復原町並南口付近=9月30日、福井市城戸ノ内町

工事完了後の復原町並南口付近=9月30日、福井市城戸ノ内町

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朝倉氏遺跡、景観すっきり 無電柱区間が約1・1キロに

福井新聞(2015年12月12日)

 福井市の一乗谷朝倉氏遺跡で、県道沿いの電線を地中に埋設する無電柱区間を約400メートル延長する工事が完了した。同遺跡内の無電柱区間は約1・1キロとなり、武家屋敷などを再現した復原町並からは電柱や電線が見えなくなった。訪れた観光客は「雰囲気が良い」と歴史と風情がよみがえった街並からの風景を楽しんでいた。

 無電柱化は、朝倉氏が栄えた戦国時代の景観に近づけようと県が2013年度から進めている。復原町並南口から北へ約700メートルの区間は、民間事業者によりすでに地中化されていて、県はこれまでに「朝倉大橋」周辺の電柱4本を撤去した。昨年4月からことし9月までに、さらに一乗小までの同遺跡南側の県道約400メートルで、電線を地中化し電柱13本を撤去した。

 現在は一乗谷レストラント付近から北側の約170メートルでも電線の地中化と電柱5本を撤去する工事が進められていて、来年秋に約1・3キロが無電柱化する予定。無電柱化の県の事業費は約2億3千万円。このうち朝倉大橋東側の市道部分については市が約800万円を負担している。

 東京から観光で同遺跡を訪れていた藤谷知伸さん(38)と春恵さん(36)夫妻は「電柱や電線が見えると、どうしても現代感が出てしまう。現実離れした雰囲気が味わえて良い」と話していた。

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