市民の古里への愛着、誇りを育むことを目指す富山市の「AMAZING TOYAMA(アメイジング トヤマ)」キャンペーンのモニュメントが18日、市の玄関口である富山駅南口駅前広場に設置された。富山を訪れた人や古里に戻った人たちを迎える。
キャンペーンは「驚くべき富山」を意味するフレーズを掲げ、市民参加で市の魅力再発見の取り組みやプロモーション事業を展開している。モニュメントは約4メートル四方で、路面電車が行き交う駅前の景観を切り取る絵画の額縁のような形状。富山城址公園南西側に続き、2カ所目の設置となった。
セレモニーがあり、森市長と提唱者である市政策参与のジョセフ・ランゾウ稲田氏があいさつ。ランゾウ氏は「富山をアメイジングにするのは市民の力」と呼び掛けた。開進堂楽器の音楽教室で学ぶ子どもたちがクリスマスソングを歌い、にぎやかに祝った。