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北陸新幹線停車回数、県内各駅変更なし 16年3月のダイヤ改正

信濃毎日新聞(2015年12月19日)

 JR東日本、西日本は18日、来年3月26日に実施するダイヤ改正の概略を発表した。北陸新幹線(長野経由)の定期列車は、県内各駅の停車回数に変更はない。東京―金沢間の「はくたか」の下りの速達性を高めるため、昼間に長野県内の停車駅を減らす一方、朝と夕方の「はくたか」は県内駅での停車を増やす。詳細は来年2月に発表する。

 ほかに、昼間に長野駅での「はくたか」と「あさま」の乗り換え待ち時間を5分程度に短縮。「開業後の利用状況を見て、利便性を向上させるために工夫した」(JR東日本運輸車両部)としている。

 軽井沢駅で東京―金沢を結ぶ速達型「かがやき」の通過待ちをなくす工夫も実施。平均所要時間は、下りの「かがやき」「はくたか」が東京―金沢間で現行より1〜2分、「あさま」も東京―長野間で1分速くなる。上りの「かがやき」「はくたか」の平均所要時間は変わらないが、「あさま」は長野―東京間で3分速まる。

 在来線については、長野駅で午前6時16分東京発の「かがやき501号」から、同7時45分長野発の「特急しなの4号」に乗り換え、同8時35分に松本駅に到着できるよう改正。午後5時新宿発の松本行き「特急あずさ25号」を同4時45分東京発に変更する。利用客が少ない大阪発長野行き「特急しなの16号」は名古屋発にする。

 小海線は、午前7時15分中込発の普通列車から同7時33分佐久平発東京行き「あさま606号」に、同8時51分中込発の普通列車から同9時8分佐久平発金沢行き「はくたか553号」に乗り換え可能になる。

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