御供所での秘儀を終え、本堂へ向かう僧侶たち=23日午前1時46分、長野市の善光寺

御供所での秘儀を終え、本堂へ向かう僧侶たち=23日午前1時46分、長野市の善光寺

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静寂、五穀豊穣へ祈り 善光寺で御越年式

信濃毎日新聞(2015年12月24日)

 長野市の善光寺で23日未明、善光寺如来が年を越す儀式「御越年(ごえつねん)式」が行われた。同寺浄土宗一山の住職らが、明かりが消されて、月光に照らし出された本堂や本堂近くの御供所(ごくしょ)で、天下太平や五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。

 師走の第2の申(さる)の夜に行っている儀式。この日午前0時までに御供所に集まった浄土宗一山の住職12人は、白装束に着替え、ろうそく1本の明かりの中で口伝えで引き継がれている秘儀に沿って静かに祈りをささげた。同1時半を過ぎると、ちょうちんを手にした住職を先頭に、月明かりを頼りに本堂へ歩いて移った。本堂で待っていた善光寺大勧進の栢木寛照(かやきかんしょう)副住職と天台宗一山の住職5人も加わり、静かに祈った。

 本堂で祈った白装束の住職らは同2時半すぎ、霧が漂う境内に出て、供え餅の「おからこ」などを四方にある石碑などの物陰に置く儀式「四門固(しもんがた)め」もした。

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