手作りの雪だるま人形などを飾り、べるもんたを歓迎する田中しあわせ会のメンバーら

手作りの雪だるま人形などを飾り、べるもんたを歓迎する田中しあわせ会のメンバーら

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住民、手作りで「べるもんた」歓迎 福光・田中

北日本新聞(2015年12月24日)

 JR城端、氷見線で運行する観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)の乗客に楽しんでもらおうと、南砺市田中(福光)の住民が城端線沿線の田んぼに雪だるまの人形や絵を飾っている。今月6日には沿線に住民が集まって一斉に手を振るイベントも行い、歓迎ムードを盛り上げている。

 地元の公民館で福祉サロン活動をするグループ「田中しあわせ会」(織田紀子代表)が、サロンに集うお年寄りや児童クラブと協力して白い布やわらで人形2体を手作りした。そばの畑のネットには「歓迎べるもんた」と書いた横断幕を掲げ、子どもたちが雪だるまの絵を描いた。

 10月のべるもんた運行開始に合わせ、地元の鉄道愛好家、村田伸夫さん(60)が稲刈り後の田んぼにソバの花で「ナント」と文字を書いたのがきっかけとなり、しあわせ会も村田さんと一緒におもてなし活動を始めた。

 暖冬で積雪がないため、雪景色を楽しみに来た県外客に少しでも雪国気分を味わってもらおうと、車窓から雪だるまが見えるようにした。

 織田代表(61)は「乗客にほほ笑んでもらいたくて一生懸命作った。今後もいろんなアイデアを出して歓迎したい」と語り、1月からはサロンで手作りした福笑いの「ひょっとこ」と「おかめ」も飾り、正月ムードを演出する。

 6日には、しあわせ会や児童クラブなどから約60人が集まり、べるもんたに手を振った。以降、べるもんたに手を振る住民がだんだん増えているという。村田さんは「べるもんたは住民が協力したり、心を一つにしたりする良いきっかけになっている。城端線活性化のためにも歓迎の輪をさらに広げたい」と話す。

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