家族連れらでにぎわう白馬村のスキー場「Hakuba47」=27日午後2時15分

家族連れらでにぎわう白馬村のスキー場「Hakuba47」=27日午後2時15分

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スキー場、雪よもっと 県内冬型気圧、何とかオープン

信濃毎日新聞(2015年12月28日)

 県内は冬型の気圧配置が強まり、26日夜から27日にかけ、北部を中心に雪となった。雪不足だったスキー場にとっては書き入れ時の年末年始を前に恵みの雪で、オープンにこぎ着けたり、滑走可能なゲレンデが増えた。長野地方気象台によると、28日も冬型の気圧配置が続き、北部は夜から雪、中南部も夜に雪の所もある見通し。ただ平年に比べれば雪は少なく、スキー場関係者らは空模様を気にする。

 上高井郡高山村のYAMABOKUワイルドスノーパークは27日、今季の営業を始めた。19日の予定だったが、雪不足で延期。26日夜から27日朝にかけ、積雪は約10センチ増え、急きょ営業を決めた。滑走できるのは全16コースのうち2コースだが、加藤泰雄マネジャー(52)は「とにかくオープンできてよかった」。

 気象庁によると、27日午後6時までの24時間降雪量は白馬19センチ、野沢温泉13センチ、小谷9センチ、菅平8センチなど。ただ、積雪の深さは同日午後6時現在で白馬0センチ(平年値25センチ)、野沢温泉9センチ(同55センチ)、小谷8センチ(同40センチ)、菅平6センチ(同29センチ)にとどまる。

 飯山市の戸狩温泉スキー場は20日に一部コースをオープンしたが、雪不足で22日に休止。27日は細かい雪が降り続き、一部コースの営業を再開した。担当者は「まだ雪の粒が小さい。年末年始に向けてもっと雪を期待したい」。

 小県郡長和町のブランシュたかやまスキーリゾートはリフト全6基のうち1基しか稼働していなかったが、26、27日に各1基を追加して動かした。担当者は「お客さんの期待に少しでも応えたい」と話し、スノーマシンも使う。

 雪不足の影響は十分に解消していない。長野市の戸隠スキー場も27日、前夜から約15センチの雪が積もったが、営業できるのは全19コースのうち4コース。スキー部の合宿で訪れた新潟大3年の細川智広さん(21)は「頂上の方は滑れない。本当の戸隠を体験できていないので物足りない」。同スキー場の塚田康人支配人は「小中学校など団体のキャンセルが複数あり、宿泊施設などに影響が出ている」と心配する。

 スキー客が滑走可能な一部のスキー場に集中する状況も。全体の約7割で滑走できる北安曇郡白馬村のスキー場「Hakuba47」は27日、例年同時期と比べて2割近く多い5千人余が訪れた。5日に営業を始めた今季では最大の入り込みになった。長野市の会社員宮崎英俊さん(55)は「滑る時間よりリフトを待つ時間の方が長い...」とぽつり。総支配人の白河和也さん(44)は「他のスキー場に雪がなく、お客さんが集中している」。26日から27日にかけて山頂付近で約40センチの積雪があったが、全面滑走には足りず、白河さんは「もっと降ってほしい」と祈るように話した。

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